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遊べる光を開発せよ!〜こねくりケンチク研究所の挑戦

「こどもは自由の苦しみを知らないから、自由が欲しい」けど


自由の苦しさを知っている子は「何を作るか決めてほしい」と言います。


一つのテーマを個別に作るタイプの教室は他にたくさんあるので、それをこどもDIY部でやる必要はないと考えていますが、みんなと一緒に作るからこそ達成感を味わえるプログラムは、一味違う達成感があるので強化してい流ところです。


そのひとつが野外プログラム。千葉県佐倉市のフィールドで月に1回集まって都心ではできない建築やサバゲー、畑を作って遊んでいます。そこにある材料で思いつくまま作り上げます。




もうひとつ最近始めたプログラムは「こねくりケンチク研究所」。

春休みのこどものまちのための設計チームです。

行き当たりばったりではなくPBL型(課題解決型学習)のプロジェクトを目指しています。その目的は「見える世界を広げる」。


遊び半分でやっていたこのプロジェクトに力を入れようと思ったきっかけが、我が子が学校に行けなくなったこと。

学校に行けない分、将来への不安がどんどん大きくなるらしく精神的にも不安定に。

こうなると学力や能力に偏った世界観の中で生きていくのはすごく大変です。


でも世の中には別の選択肢もあることを知ってもらうこと、その選択肢の一つになりたくて「こねくりケンチク研究所」を進化させています。


ちょうど今取り組んでいるテーマが「暗闇と光」。

第一回目に訪れた、光が全くないダイアログ・イン・ザ・ダーク の体験はかなり新鮮でした。こどもたちは真っ暗闇に大興奮!


私も最初は何も見えないことにドキドキしたものの、慣れてくると「真っ暗闇を楽しむ」ことができるようになりました。

怖がるかと思いきや真っ暗にも興奮するんだなと新しい発見。普段明るく安全な生活に慣れているからでしょうか。


それならば、「暗闇と光」の使い方によって、難しいことをしなくても「遊べる光」を開発することはできそうだということで、プロジェクトが本格的にスタートしました。


調べてみると家でも簡単にできる光の実験や工作はたくさんあります。



主に参考にしたサイトはこちら



光の屈折、反射、透過、光の色などの原理をベース思いつくままに実験ができるようにたくさんの素材を準備。


トリック的要素のある無限鏡とブラックライトはやはり人気でした。




他にもふんわりかわいい!光の見え方の探究も。これどうやって再現できるかな?と悩んでしまいますが、ふわふわの綿があるとテンション上がるし「カワイイ!」と盛り上がります!





こどもが考える、こどものための暗闇の光の空間。どんな仕上がりになるかな。楽しみです。


ここで検討したものは7月1日に渋谷ストリームホールで開催される「TOKYO天の川」に展示します。

ものづくりワークショップにも参加できるので、興味のある方はぜひ参加してみてね。








こねくりケンチク研究所に参加してみたい小3〜中2の子はまず体験参加してみてね。

体験参加チケットの購入はこちら










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