

こどもがDIYから何を学べるか?
「のこぎりを使ってみたい!」 「かっこいいドリルを使ってみたい!」 最初はそんなワクワクした気持ちから始まるこども達のDIYですが、実はものづくりのプロセスには、勉強だけでは学べない「生きた学び」がぎっしり詰まっています。 1回作ればすぐに何でもできるようになるわけではありません。 ここで大切なのは、「立派な作品を完成させること」ではなく、自分の目標に向かって「どう進めればいいか予測して組み立てる力」「失敗から学ぶ力」です。 これが身につけば、ぶっちゃけ出来上がった作品がすぐ壊れてしまっても問題ありません。 ただ、DIYの工程は小学生には難しいことだらけ。できなくて当たり前。 嫌になっちゃうのを避けながらどうやって進んでいくか、いつもいつも頭を悩ませています。 DIYの5つのプロセスで学べること 以下は当教室の探究工作コースでも実践している「制作の5大フロー」になります。 木で棚を制作する場合の例ですが、正直大人でも難しいですよね。 いきなり全部これをやれっていわれると、難しすぎてくじけてしまいます。 探究工作コースでは、どの工程をやるのかをその


【こどもとはじめてのDIY】電動ドライバーの選び方
「こどもでも使える電動ドライバーが欲しいな」とお店に行くと、何を買ったらいいか迷ってしまいませんか? 今回は、お子さんと一緒に使う前提での選び方、使い方の基本を解説します。 1. 「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」 見た目はそっくりですが、パワーの出し方が違います。 ドリルドライバーとは? 仕組み: モーターの力だけで「純粋に回転」します。 特徴: 設定した強さ以上の負荷がかかると空回りする「クラッチ機能(調速)」がついているため、ネジの締めすぎや木材の割れを防げます。 得意なこと: 穴あけ、短いネジ締め、家具の組み立て。 インパクトドライバーとは? 仕組み: 回転に加えて、進む方向に「ガガガッと打撃(インパクト)」を加えます。 特徴: 圧倒的にハイパワー。硬い木や、長くて太いネジも力任せに締め込むことができます。 得意なこと: ウッドデッキ作り、大型家具、長いネジ締め。 結論から言うと、最初は「ドリルドライバー」が使いやすいです。インパクトドライバーの大きい音が怖い子や、マンションで騒音が心配な場合にも安心です。 2.電圧は「7.2


4月森の工房レポート ターザンロープ完成したよ
春休みイベントの疲れもやっと落ち着いたので、先月のレポートをアップです⤴️ 穏やかな日差しで、暑すぎず良い天気の日曜日。朝から未就学児から高校生まで幅広い年齢の子どもたちが集まってきます。 フィールドの中にもあちこちに春の気配がありました。 畑ではじゃがいもの植え付けを。4月に植えて6月に収穫できるのであっという間に育っちゃうのが嬉しいじゃがいもです。 今月はよもぎ団子を作る予定でしたが、ちゃんと美味しいよもぎが手に入るかドキドキ。 畑担当のソイちゃんいわく、近年の気温上昇で、いつどんな野草が収穫できるか予想ができないみたい。 日当たりの良い場所のよもぎは確かに育ちすぎで美味しくなかった(苦すぎた)ので、本当に難しい。 畑は木陰がないのでとっても暑い! 虫いないかな? よもぎ収穫! フィールドでは男の子中心にゲームルール会議。 都心に住んでいる子が多いので、せめて森の工房では公園でできない遊びをしよう!と力をいれていて、ちびっこだけでなく高学年の子が集まってくれる。 今回は新しいゲーム「宇宙人狼」をリアルにやってみようというもの。...


1/18森の工房 森で一晩過ごすことに決定!
ここはこども中心の野外体験の場 2026年初回はBBQ!2歳から中学生まで幅広い年齢の子どもたちが集まって一緒に遊びました。 この日は少し暖かくなったので、薄着で走り回っちゃいました こどもDIY部がここで目指すのは、ゲームより楽しい世界を作ること。 他の子との軋轢もありながら、こども同士でものづくりをします。 スタッフの間では「ツリーハウスをただ作るだけで進化しないでいいのか?」という問題提起があり、こどもたちに話し合ってもらいました。 結果6月にここでお泊まり会をすることに。 安心して眠れるねぐらとしてのツリーハウスを作るだけでなく 野外シアターやりたいからスクリーンを吊るす場所を作ろうとか、いろんなアイデアが出てきました。 非日常の体験を自分たちの手で作り出す体験として動き出しました。 目標があると作るものの変わる。やっぱ壁が欲しいらしく壁を一所懸命作っております。 6月のフィールドは蚊がすごいから、まあ多少は役に立つかな? 畑とつながる食体験 寒いからそんなに期待してなかったけど、畑では葉物野菜がたくさん収穫できました。...


11月16日森の工房 「なんちゃって神嘗祭(かんなめさい)」のレポート
こどもDIY部「森の工房」の運営スタイルは、毎月用意されたミッションの中から好きなものを選んで参加するというもの。 一斉授業が苦手な子、マイペースな子、好奇心旺盛な子、自分の好きを探求したい子、そういう子がそれぞれ楽しめる場所にしたいという運営スタイルは、一般的な自然体験プログラムとの大きな違いです。 キャンプ場で家族でキャンプする時に、大人は鳥のさえずりや川の流れの音でも聞きながら、のんびりコーヒーでも飲みたいのに、こども達は暇だから何かして遊びたい!みたいなやりたいことのミスマッチに困ってきたので、大人も子どももそれぞれがやりたいことを楽しめる場を目指しています。 11月はなんちゃって神嘗祭! 最近は、季節の行事に触れる機会が少なくなってきている子どもたち。 だからこそ、ここでの活動を通して「日本の秋」や「収穫の喜び」を肌で感じてほしい!そんな想いを込めて企画しました。 🔥 五感を研ぎ澄ませ!羽釜でご飯炊き 今回のメインイベントは、なんといっても「羽釜(はがま)」での炊飯です。 スイッチひとつで炊ける炊飯器とは違い、羽釜は火加減が命! 「ま


つい口を出しちゃう大人へ贈る、自由の種をつぶさないヒント
この世には「自由が好きな人」と「自由が苦手な人」がいます。 私はどちらかといえば、ずっと自由が大好きで、自由人すぎて怒られることもしばしば。 でもそのおかげで、嫌なことがあっても失敗しても「まあ自分の責任だよね」と思えるし、自己決定して生きられることが、私の幸福感の源になっている自負もあります。 だからこそ、「自由っていいよね、楽しいよね」という場をつくりたくて、自由工作や「こどもだけのまちづくり」を続けてきた。でも最近、世間とのズレをすごく感じてしまう。 トイレに行くのも、お茶を飲むのも、手を洗うのも、いちいち大人のOKが必要な絶対ルール。子ども同士でも「●●しちゃいけないんだよ」と、なんでもダメ出しされる空気。 学校選びも学び方も選択肢が増えたはずなのに、自由度が上がるどころか、逆に窮屈さが増しているように感じます。 AIがこれだけ身近になって、学び方がどんどん変わっていく時代なのに、未だにひたすら暗記に時間を使う“無駄な努力”のような勉強をするために、大好きな工作を辞めてしまう子を見ていて悲しくなります。 自由が好きな私は、こんなつまらない


10月19日 森の工房レポート |池袋からこどもだけもOK!自然体験・建築DIYプログラム
6ヶ月ぶりの森の工房は、焚き火もあると汗ばむ陽気。 久しぶりの子が再会する姿や、はじめましての子に親切に教える姿が微笑ましい時間になりました。 森の工房の運営スタイルは、毎月用意されたミッションの中から好きなものを選んで参加するというもの。 一斉授業が苦手な子、マイペースな子、好奇心旺盛な子、自分の好きを探求したい子、そういう子がそれぞれ楽しめる場所にしたいという運営スタイルは、一般的な自然体験プログラムとの大きな違いです。 キャンプ場で家族でキャンプする時に、大人は鳥のさえずりや川の流れの音でも聞きながら、のんびりコーヒーでも飲みたいのに、こども達は暇だから何かして遊びたい!みたいなやりたいことのミスマッチに困ってきたので、大人も子どももそれぞれがやりたいことを楽しめる場を作りたいなと思っています。 そしてゲームの世界観を自然の中で再現して、子どもたちの日常と月1の遊びを繋げてみたい。 ゲームと違って畑の作物がちゃんと育つとは限らないし、建築するのは力が必要で、誰かに助けてもらわないとできないことも多い。 でもミッションこなせばポイントがもらえ


ハロウィン仮装にぴったり!カラフルなHIP HATの作り方
ハロウィンの仮装に使える、子どもでも作れるインパクト大の帽子を紹介。 10月はこどもDIY部でもハロウィンにぴったりの工作をするのですが、時間の限られた教室ではできないけど、 こどもたちは興味津々になっていたカラフルなスイーツをモチーフにした作り方をご紹介。 親子工作にもおすすめ。 材料と準備 必要な材料一覧:紙の帽子、のびる粘土、水、ビニール袋、絵の具、ボンド、ニス、 飾り付けに使いたいもの(羽、モール、色紙など)材料は100均で揃います! 道具:ハサミ、バターナイフ 作り方の手順 1.紙の帽子を用意します。 購入したものでも、作ったものでもOKです作るときは、ダンボールを図のようにカットしてグルーガンで張り合わせてね。片ダンボールの波波は内側にしてください。。布製はNGです。 2.デコレーション用クリームを作ります ビニール袋に、伸びる粘土、ボンド、水を入れて混ぜます。私はダイソーの「モイストスムージークレイ」を使いました。 粘土1袋に対し、水を90cc入れて粘土をしっかり溶かします。 この作業はお子さんが楽しめると思いますが、どうしてもダマ


10月スタート!自然の中で遊びながら生きる力を育む森の工房がはじまります
普段できない、ツリーハウスのような大きなものをつくる場として、月に1回千葉県佐倉市で開催している森の工房。 新宿・西落合の工房で子どもたちは「ほしいものがないから作りたいものがない」というので、不便な場所で、欲しいものは自分で作るスタイルで運営しています。夏の間はお休みしていましたが、いよいよ10月から再開します。 今シーズンは小さなお子様とそのご家族がのんびりあそべる「MAJA(マヤ)コース」と、小学生以上の子どもたちが走り回る「冒険コース」と場所を分けて、いろんな年代のお子様が、好きなペースで楽しめるような内容にしていく予定。 畑に野菜を植えよう 10月からスタートなので、冬越しのお野菜を植えて育てていきます。 畑のふかふかの土を触るのはびっくりするほど気持ちがいいのです。 そのまま火をおこして直火で焼いてみたり、簡単に調理をしたり。 普段何気なく行っている「作って・食べる」をイベントとして楽しめる時間です。 10月は滑り台を作ろう まんなか広場にある桜のツリーハウスに滑すべり台がほしい! そんなリクエストが子ども達からあがってきたので、10


今さらプログラミング教室をはじめる理由〜生成AIとこども
2025年10月からRobloxとScratchを学ぶプログラミング教室をはじめます。 工作教室やアート教室よりライバルが多いこの業界に 都内ではもう飽和しているとも言われているこの業界に この新宿のど田舎・西落合周辺ですら、教室がたくさんあるっていうのに なんで今さら参入するのかについてお伝えしたいと思います。 生成AIの普及 受け身な態度のこどもたち AIリテラシーとはなにか やっぱりMAKEマインドのある子が好き ちなみに私自身はプログラム書けませんので、ガリガリにコード書きたい!という子向けの教室ではないということをあらかじめ断っておきます。 ROBLOX STUDIOの画面。英語も結構使います。 生成AIの普及 2025年に入ってから急激に私のような市井の民も生成AI使うようになり、身近になった生成AI。 最近はかなりの時間使っています。普段から一人で仕事をしているので、気軽に相談したり、資料を探してくれたり、画像生成や、最近では動画生成と本当に助かっております。 実は長年こどもDIY部の工作でArduinoを使ってプログラムで動く工作