10月19日 森の工房レポート |池袋からこどもだけもOK!自然体験・建築DIYプログラム
- Tomoe Sakata
- 5 日前
- 読了時間: 5分
6ヶ月ぶりの森の工房は、焚き火もあると汗ばむ陽気。
久しぶりの子が再会する姿や、はじめましての子に親切に教える姿が微笑ましい時間になりました。
森の工房の運営スタイルは、毎月用意されたミッションの中から好きなものを選んで参加するというもの。
一斉授業が苦手な子、マイペースな子、好奇心旺盛な子、自分の好きを探求したい子、そういう子がそれぞれ楽しめる場所にしたいという運営スタイルは、一般的な自然体験プログラムとの大きな違いです。
キャンプ場で家族でキャンプする時に、大人は鳥のさえずりや川の流れの音でも聞きながら、のんびりコーヒーでも飲みたいのに、こども達は暇だから何かして遊びたい!みたいなやりたいことのミスマッチに困ってきたので、大人も子どももそれぞれがやりたいことを楽しめる場を作りたいなと思っています。
そしてゲームの世界観を自然の中で再現して、子どもたちの日常と月1の遊びを繋げてみたい。
ゲームと違って畑の作物がちゃんと育つとは限らないし、建築するのは力が必要で、誰かに助けてもらわないとできないことも多い。
でもミッションこなせばポイントがもらえて、良いアイテムが手に入るというのは一緒だから、プレイ方法がわかりやすい。
そんな遊び場になっています。
里芋の収穫と焚き火でほくほく蒸し焼きに
里芋の収穫体験は、まず畑でどれが里芋かを探すところから。
もちろん土の上から見てもわかりません。
「これだよー」と畑担当のソイちゃんに教えてもらうと、「うわあ、大きい葉っぱ!」と歓声が上がり、芋よりも葉っぱに夢中になるかわいい子どもたち。
葉っぱを切ると中から水がじゅわーっと出てきます。こんなに水分を蓄えているなんてとまたまたびっくり。
そうしてシャベルを土に差し込んで、テコの原理で大きなお芋を掘り起こします。
里芋はじゃがいもやさつまいもと違って、固まって実るのでとにかく大きくて掘るのに力が必要です。
なんとか掘り起こした里芋を、しっとり濡れた土の塊を落としながら分けていく作業に「あ、ここにもあった!」「まだ取れそう!」と宝探しみたいに盛り上がりました。
掘った里芋の食べ方
収穫した里芋を洗ってホイルに包み、焚き火の中でじっくり蒸し焼きに。
できあがった里芋は、皮がぱりっとしていて、中はホクホク。塩がなくても十分にねっとり甘くて、これぞ収穫体験の醍醐味!な時間でした。
フライにしようか?お汁に入れようか?と事前にスタッフで悩んだものの、結局蒸し焼きにしたんです。
シンプルにお芋の甘みを感じることができたので大正解だったよ。
ぜひ新鮮な里芋が手に入ったら試してみてね。
その隣ではトロッコの組み立ても
別のメンバーはフィールド内にトロッコのレールを組み立てていきます。
組み立ては、順番に並べる→ビスで接続する→試乗する→ダメなところを修正する という手順です。
一見簡単そうですが、プラレールと違うのが「重さ」。
レールが噛み合わないと移動させるのが本当に大変です。
これも子ども同士で「こっちじゃない?」「こうしたら繋がるよ」と試行錯誤する楽しさがあるし、乗ってみてうまくいくかどうかが見えるので、結果がわかりやすい。
バウムクーヘンを美味しく作るチャレンジ!
子ども達からのリクエストで5月に挑戦したバウムクーヘンをもう一度作りたい!ということで挑戦しました。
5月の時点でできたのは「美味しくないバウムクーヘン」。
これはスタッフが準備する時に最低限の材料しか用意していないからで、子ども達も食べてから「あれ?味はバウムクーヘンじゃない」と気づきました。
じゃあどんな材料を追加しようか?というアイデアに沿って再チャレンジしてきました。
結果は「前よりも美味しい!」「でもまだ何か物足りない」という結論になり、11月にもまたチャレンジすることになりましたww

単発のイベントだと絶対美味しいレシピをスタッフが用意して混ぜて焼く、食べて美味しい!で満足しました〜!ってなるんですけど、それよりも子ども達の学びとか発見に繋げたいので、「こどもが工夫できる余地を残す」を一貫して行なっています。
だからレジャーとして参加するとがっかりしちゃう人もいるかもしれません。
自然の中で学びのスイッチを動かしてみたい方、ぜひご参加お待ちしています。
次回は11月16日(日)なんちゃって神嘗祭!
10月に伊勢神宮で行われる五穀豊穣の感謝祭「神嘗祭(かんなめさい)」を真似して、秋の食べ物を持ち寄って美味しく食べる「なんちゃって神嘗祭」を行います。
食べ物から季節を感じることが少なくなっている現代で、「秋の食べ物ってなんだろう?」とこども達が探して持ち寄っていただきます。
持ち寄った食べものをを味わって秋成分をチャージしましょう!
そして羽釜で新米も炊いちゃう、美味しい時間になります。
ぜひぜひ一緒に味わいましょう!
池袋から引率付きで安心アクセス
小学1年生から子どもだけで参加できます
野外プログラムの会員で小学生以上のお子様は、スタッフが池袋駅から送迎いたします。
一家族年会費11000円(税込)で、1日思い切り外で遊べます。きょうだいでのご参加は参加費のみでOKです。
毎月参加ではなく、予定が合う時の参加で大丈夫です。
0歳から100歳まで楽しめる森のコミュニティ
森の工房は車がこないフィールドなので、赤ちゃんからお年寄りまでどなたでも安全にご参加いただけます。
参加者の「やってみたい」の声を大事にしていて、滑り台を作ったり、バウムクーヘン、クラフトコーラづくりや草木染めなど、世代を超えてみんなのやりたいに挑戦できる場所です。
建築や焚き火、畑など多彩な体験プログラム
自然体験初心者でもやってみたいことを見つけられる多彩なプログラムです。毎月9種類のミッションが用意されているので、好きなミッションにだけ参加できます。












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