11月16日森の工房 「なんちゃって神嘗祭(かんなめさい)」のレポート
- Tomoe Sakata
- 12 分前
- 読了時間: 3分
こどもDIY部「森の工房」の運営スタイルは、毎月用意されたミッションの中から好きなものを選んで参加するというもの。
一斉授業が苦手な子、マイペースな子、好奇心旺盛な子、自分の好きを探求したい子、そういう子がそれぞれ楽しめる場所にしたいという運営スタイルは、一般的な自然体験プログラムとの大きな違いです。
キャンプ場で家族でキャンプする時に、大人は鳥のさえずりや川の流れの音でも聞きながら、のんびりコーヒーでも飲みたいのに、こども達は暇だから何かして遊びたい!みたいなやりたいことのミスマッチに困ってきたので、大人も子どももそれぞれがやりたいことを楽しめる場を目指しています。
11月はなんちゃって神嘗祭!
最近は、季節の行事に触れる機会が少なくなってきている子どもたち。 だからこそ、ここでの活動を通して「日本の秋」や「収穫の喜び」を肌で感じてほしい!そんな想いを込めて企画しました。
🔥 五感を研ぎ澄ませ!羽釜でご飯炊き 今回のメインイベントは、なんといっても「羽釜(はがま)」での炊飯です。 スイッチひとつで炊ける炊飯器とは違い、羽釜は火加減が命!
「まだかな?」「どんな匂いがする?」
子どもたちは真剣そのもの。 時間配分はもちろん、グツグツという音の変化や、漂ってくる匂いを頼りに、ベストな炊き加減を探ります。 まさに五感をフル活用した観察実験です!
🍙 最高の一杯が完成 苦労のかいあって、蓋を開ければツヤツヤの銀シャリが! 自分たちで火を操り、炊き上げた新米の味は格別です。
あんなにたくさんあったご飯も、みんなでペロリと完食! お腹も心も満たされた、最高の秋の一日となりました。

採れたての小松菜は甘くて別の野菜みたい!
あきらめない✨ 子どもたちだけで挑んだトロッコ作り
今回は大人の手を借りず、「子どもたちだけ」でレールを繋ぐミッション!
レールを並べる順番や、接続の向き…。 実際にやってみるとパズルのように難しく、みんなで試行錯誤を繰り返しました。
なかなか上手くいかず、途中で 「ここ、わからないから無しにしちゃおうか…」 なんて、ちょっと弱気な声が聞こえる場面も。
「こうしたらいいんじゃない?」
友達からのそんな提案がきっかけで、みんなのやる気スイッチが再びONに! 「あ、これならハマるかも!」「やった、繋がった!」
みんなのアイデアと協力で、見事に立派な線路が完成しました。 自分たちの手で悩み、乗り越えて作ったトロッコ。
完成した時の達成感はとっても大きかったです
スマホよりリアルに森を駆け巡るサバイバルゲーム
活動のラストは、恒例のサバイバルゲーム! 今日の森も、子どもたちの熱気で包まれました🔥
こどもDIY部のサバゲーは、常に進化中✨ 「もっと面白くするには?」をテーマに、子どもたち自身が会議でルールを改良しています。
今回は新しいフィールド作りにも着手して更に進化中です。
バーチャルでは味わえない「生」の感情がぶつかり合う、最高に熱い時間でした。
次回は12月21日 お餅つきとお正月飾りをするよ。遊びにきてね。
ビジター参加の方はこちらのリンクからどうぞ











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