top of page

今さらプログラミング教室をはじめる理由〜生成AIとこども

2025年10月からRobloxとScratchを学ぶプログラミング教室をはじめます。

工作教室やアート教室よりライバルが多いこの業界に

都内ではもう飽和しているとも言われているこの業界に

この新宿のど田舎・西落合周辺ですら、教室がたくさんあるっていうのに

なんで今さら参入するのかについてお伝えしたいと思います。


生成AIの普及

受け身な態度のこどもたち

AIリテラシーとはなにか

やっぱりMAKEマインドのある子が好き


ちなみに私自身はプログラム書けませんので、ガリガリにコード書きたい!という子向けの教室ではないということをあらかじめ断っておきます。


ROBLOX STUDIOの画面。英語も結構使います。
ROBLOX STUDIOの画面。英語も結構使います。


生成AIの普及

2025年に入ってから急激に私のような市井の民も生成AI使うようになり、身近になった生成AI。

最近はかなりの時間使っています。普段から一人で仕事をしているので、気軽に相談したり、資料を探してくれたり、画像生成や、最近では動画生成と本当に助かっております。


実は長年こどもDIY部の工作でArduinoを使ってプログラムで動く工作をやってみたかったので、生成AIでプログラムを書きたい!と思ったのが使い始めたきっかけですが、Arduinoはまだやっていません(笑)


こうして日常的に使うようになると便利なので我が子にも勧めてみるんですが

「情報漏洩するんでしょ?」「なんとなく嫌」みたいな反応からはじまり、最近では「作文を手伝ってもらった」みたいになってきてます。

あれれ?使いこなせてないのでは?と心配になりました。


今、生成AIの登場によってプログラミングの世界も大きく変わりつつあるようで、世界の一部では すでに「単純なコードを書く人材は採用しない」企業も出てきています。

ますます今からプログラミングをやる理由が見つかりませんね(笑)


受け身な態度のこどもたち

さて話が変わって、月に一回自然の中で走り回って遊ぶ「森の工房」で子どもたちに大人気なのが「サバイバルゲーム」。ナーフというスポンジ弾の出る安全なおもちゃの銃を使って、広々とした森のフィールドを舞台に遊んでいます。子どもたちと一緒に考えながら少しずつルールが進化しているものの、いざ「ルール会議」を開いても、不思議と意見があまり出ないんです。

子どもたちは「自分だけがわかればOK」「自分が損しなければOK」という感覚でゲームルールを作って満足しまうことが多い。でも良いゲームって「誰が遊んでも楽しい」ものじゃないでしょうか?


それを手軽に反復体験できるのは、デジタルゲームを作ることだと思うし、こどものモチベーションも上がりやすいですよね。だから「コードを書く」ことが目的ではなく、「面白いゲームをつくる」がこの教室の最終目標です。


内容としては、

  1. フランチャイズで支給される教材に沿って学び、

  2. 学んだ内容を使ってどんなゲームを作るかを相談する相棒として、生成AIを使い

  3. さらに教室内で他の子に遊んでもらい、フィードバックを得る


    このループでAIリテラシーを身につけらなが、プログラミング的思考に触れ、面白いゲームが作れたらいいなと企んでいます。


AIリテラシーとは何か

ここで少し「リテラシー」という言葉に触れてみたいと思います。 

リテラシーとは、「ある分野を正しく理解し、活用する力」という意味で広く使われています。たとえば「情報リテラシー」や「金融リテラシー」といった言葉もありますよね。

そしてこれからの時代に必要になるのが 「AIリテラシー」。 AIを正しく理解し、批判的に考えながら使いこなし、自分の表現や創造につなげる力です。



生成AIを扱うにあたって、個人情報を入力してはいけないとか、そういうことももちろん教えますが、子どもたちと一緒にやりたいのはこんなこと。


批判的に考える力:AIの答えをそのまま信じず、「本当かな?」と問い直す。

あくまで主体は自分:「自分の考え」を相談し、より良い答えを一緒に考える相棒的利用方法

良し悪しは人間に判断してもらう:自分だけで完結せず、誰かに伝えて試してみる。


この中で難しいなと思うのが「批判的に考える力」。

ちょうど我が家の受験生が志望理由書に書く内容で困っている内容と同じなので、生成AI云々に関係なく必要な思考力なんだなと感じています。

世の中のこと、親や先生から言われたことを鵜呑みにしてたら、いきなり「日本の経済政策に対して懸念していることを挙げて意見を論じてください」っていわれてもできないんですよね


これは訓練が必要な能力なんだなとひしひしと感じている次第です。



やっぱりMAKEマインドのある子が好き


難しいことをあれこれ考えているようですが、結局は、「好奇心いっぱいで新しいものを作ることに喜びを持てるMAKEマインド」に接していたいだけです。

じゆう工作をやってても、やりたいことを見つけられない子ってたくさんいて、しかもコロナ明けてから年々増えてるなあって感じています。もうこれは世の変化なのね〜と思って諦めている部分も正直あり、でもちょっと争いたい気持ちでプログラミングを使って、最後にもう一度チャレンジしてみようと思います。


工作とプログラミング、どちらも作るという視点から同じ分野。

いずれはArduinoも取り入れたいし、生成AIとうまく付き合っていく教室にしていきたいです。



ただいま新規開講に向けて体験会を開催しています。対象は小・中学生。

体験会に参加希望の方は下のボタンからお申し込みください。


パソコンに触ったことない子も、プログラミングほとんどやったことない子も、1から教えます。(初心者はRobloxじゃなくScratchからスタートですのでご安心を)


Robloxができる子は、自分で3Dモデリングができる「Brender」や、プロも使うアプリ「Unity」まで進んでいくこともできますので、ゲームには興味ないけどメタバースとかで自分の空間を作ってみたいなあという子にもおすすめです。



 
 
 

コメント


​カテゴリー
最新記事
アーカイブ
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page